「良かったね・・・、でもまだまだ洋香ちゃんもあきらめていないみたいだし
安心はできないね・・・頑張ってね!応援してるから!」
と美鈴が励ましてくれた
「ありがとう・・・、美鈴こそ細川 淳志君とはうまくいきそうなの?」
と私が口元をニヤけさせながら聞くと、
(ちなみに細川君とは、幼馴染で・・・
これまた、かっこよくて上本の親友で頭もよく、結構モテてる)
美鈴は顔を少し赤くして、
「もう!早百合たら・・・私も頑張るしかないよ!
だって、モテモテみたいだし・・・お互い頑張ろうね!」
と言った。
「大丈夫だよ!美鈴かわいいから。」
「早百合・・・」
ちょうどその時、チャイムがなった・・・
それと同時に、先生がやって来た
「それじゃあ、また後で」
美鈴はそういうと、自分の席に戻って行った・・・
さぁ、学校の始まり!
私はそう思うと、さっそく疲れが出てきた。
「おい!一樹」
と淳志に声をかけられえた・・・
「どうした?淳志〜」
「トイレ行こうぜ!〜」
と笑いながら言われたから、俺も笑いながら
「いいよ」
と答えて、教室を出てトイレへと向かった・・・
ついさっき、給食食べ終わり
ちょうど昼休みだし・・・
まぁ、のんびりと淳志としゃべっているか〜
と思ってトイレに向かって歩いてる途中、淳志が小さな声で
「おい、連道 洋香に告られたってマジかよ!?」
といきなり聞いてきたので、
少しびっくりしたけど、首を軽く縦に振った
すると、淳志がちょっとびっくりしたような顔をしながら、
「OKしたのか?」
今度は首を横に振ると、
やっぱりという顔をしながら肩をすぼめながら、
「やっぱり、お前の心の中にいるのは、
あの人、一人だけみたいだな・・・」
「悪いかよ?・・・」
ちょっと、頬が赤くなっていたけど、
俺はそれしか返す言葉が見当たらなかった・・・