今度は、俺が口を開いた・・・
「あのさ、2週間後なんだけど・・・」
そこまで言うと、峻の顔つきが、
にっこり笑っていた顔が、
真剣な顔になっり峻がこう続けた
「好きな人に、告ろうか迷ってるってか?」
といい終わると、微笑んだ
俺と淳志は驚いた・・・
この場合誰でも驚くと思うが・・・
なぜか、峻は言いたいことが
途中まで聞くとわかるらしい・・・
いや、もしかしたら・・・・くる途中で感ずかれてたのだろうか?
人の心を読むのがうまいというか・・・
だから相談相手には一番の友達だった
「その通り!、流石だね・・・峻」
と淳志が言うと、
峻は笑いながら
「そんなことないよ〜」
と言った・・・
淳志はそれを聞くと真剣な顔をして
俺達二人が一番相談したいことを、口にした
「俺達、二人共告ろうと思ってるんだ・・・
峻、お前の意見を聞かせてくれ」
すると峻は笑っていた顔が、
真剣な顔に変わり、口調も声の質も冷たくなった
「同じクラスの奴だろう?」
その言葉に、俺達二人は焦った!!
なぜなら、図星だったからで・・・
「なんでわかった?ほとんどの奴は気がついてないと・・・」
と俺が言うと、
峻は悪魔のような、笑顔を作りながらこういった
「おいおい、俺達は幼馴染の親友・・・俺も仲間に入れてくれたらよかったのにな〜
なんて、冗談は置いといて、まぁ検討はすぐつくよ一緒に長い間遊べばね」
「だって、峻は恋愛向きじゃないじゃん!」
と淳志が言うと、今度はまた明るい笑顔と軽い声でこう言った
「その通り、結構相談しにきてくれないかな〜とまったよ」
それを聞いて、ばればれだったみたいと
淳志に目配せすると、淳志も苦笑いした
淳志が、峻に聞いた
「どう思う?峻」
すると、峻から笑顔が消え、口調と声質が冷たくなった
まったく、こいつの変わりようはすごいな・・・とちょっと思った・・・

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